ばね指って知っていますか？
ばね指は腱鞘炎を治療せずに放置しているとなりやすいと言われています。
ばね指はいきなり発症するのではなくて腱鞘炎を繰り前してなることが多いようです。
なぜばね指は起こるのか？どうすればいいのか？をお伝えします。
目次
ばね指はどうしてなるのか？
ばね指は朝起きた時に指が伸びっぱなし、または曲がりっぱなしになって
自分では動かせない状態をいいます。
いきなり指が動かなくなったと思う方も多いと思いますが実はそうではありません。
指が動かなくなる前にかならず前兆があるんです。
腱鞘炎に気をつけよう
腱鞘炎は手首に起こることが多く、最初は使いすぎてだるくなったのかなと感じると思います。
それが続くと痛みに代わり、手首に常にダルさが付きまとう形になります。
特に産後のお母さんに多く、赤ちゃんを抱っこしていて授乳などで同じ角度で手首を
使っているとなりやすいと言われています。
腱鞘炎って？
腱鞘炎は手首のところにある腱鞘（筋肉の先っぽが腱でそれが出し入れされる鞘みたいなもの）に炎症が起こることで痛みが出ます。
何回も腱鞘に腱が出し入れされるとこすれて腱に炎症が起こります。これがダルさと痛さの原因です。
炎症は使わなければ落ち着いてきます。また、痛くても動かせるので日常生活や育児でどうしても使いすぎてしまいます。
腱鞘炎からばね指に
掌にも腱鞘はあるので、指の腱がこすれて炎症が起こります。
指の腱鞘炎は痛みが感じにくいので、つい使いすぎてしまいます。
すると指の腱はこすれて炎症がひどくなり、腱が肥大（太く）します。
腱鞘炎は肥大した腱が腱鞘に引っかかって動かなくなることを言います。
糖尿病を起因としたばね指もある。
ばね指には使いすぎてなってしまう場合と、糖尿病を起因として起こる場合があります。
ばね指は基本的には肥大した腱が収まらないと完治しないのですが、糖尿病を起因とするばね指は自然と症状が治まることが多いと聞いています。
対処法は？
対処法は、
①手術で肥大した腱を削ってもらう、腱鞘を切除する
②手首の関節を緩めて、痛みを緩和させる
などがあります。
手首の関節や指の関節を緩めることで痛みが緩和されることも多いのでもし悩まれているのら当院への来院をお勧めします。
シェアする