その肩こりって五十肩じゃないですか?
肩が凝ってしかたない・・・
何年も肩こりで悩んでいる・・・
こういう症状を良く聞きます。
しかし肩こりと訴えられてる方に何人かは五十肩の疑いがあるということです。五十肩は判断が難しくなかなか断定というのはできません。
五十肩の判断や症状、対処法などをお伝えします。
目次
五十肩って?
五十肩(四十肩ともいいます)は正式には肩関節周囲炎と言われます。周囲炎なので肩の関節の前か後ろ、横などに炎症が起きて痛みが出る症状を指します。
五十肩という病名は存在しないということになります。症状が多いということは原因が特定できないことや痛い箇所によってアプローチ方法が違ってきます。
何が原因で五十肩になるの?
五十肩の原因はとくにありません。外傷(あきらかにケガをした)ではなく日常的な動作が原因で起こりうるものがほとんどです。
・車の後ろの荷物やカバンを取ろうとして肩が痛くなった。
・洗濯物を干そうとして腕を上げたら痛くなった。
・寝違えてしまってから肩が痛くなってしまった。
など、原因は様々です。
糖尿病・パーキンソン病・甲状腺疾患・心疾患・骨折や脱臼などの固定後などに痛みがひどくなることもあります。
五十肩の特徴は?
五十肩の特徴はいくつかあります。
・夜中にうずいて寝れない。
・寝返りを打つと激痛が走る。
・肩を90度以上上げると痛い、または上げられない。
・肩をぶつけたり、打ったりした記憶がない。
などが挙げられます。
あなたの肩はどこが痛い?
五十肩の痛みは場所で分類できます。
①肩の関節の前側
②肩の関節の後ろ側
③肩の外側(横側)
に分類できます。
とくにどれが治りにくいとかそういうことはありません。人によって傷む箇所は違っても五十肩の可能性があります。
どの箇所の痛みでも必ず病院や整骨院を受診してください。早く治療に取りかかればその分早く完治します。
自分でできる効果的な体操ってあるの?
有名なのはコッドマン体操です。
アイロン体操ともいわれるのですが、別にアイロンではなくペットボトルでも構いません。
ペットボトルなどの重みを利用して肩の力を抜いてゆっくり前後に振ります。
これを20回、一日2セット行うと効果的と言われています。
ほっとくと5年かかることも・・・
五十肩はほっておいても治ります。ただ治るまでに長い時間を費やしたり、肩が上がりにくくなったり、五十肩になる前よりも不便さを訴える方も多い。
また再発することも多く、両肩がなる方や、同じ肩ばかり再発する方もいらっしゃいます。
なってしまったらまずは早めに治療に取り掛かること、これにつきます。治療すれば早い人で数週間ほど、平均で1年かかります。
当院は五十肩の治療に定評があり、施術人数も多く、たくさんの方を施術してきました。もし痛みでお悩みの方は当院で施術を受けてみてください。
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