Blog ブログ

Blog

HOME//ブログ//熱中症にご用心

ブログ

熱中症にご用心


 今患者様に熱中症が増加しています。仕事場で仕事していたら急に頭痛とふらつきが強くなり、倒れかけた。と言われて当院に来ました。太陽の下にいなければ熱中症にはかからないと思っている方が多く自分は大丈夫と対策を取らない方が多くいるように見受けられます。
 今回はどんな人が熱中症にかかりやすいのか、かかったらどうしたらいいのかなどをお伝えします。

目次

そもそも熱中症って?

熱中症という言葉は聞いたことがあると思います。この時期から夏にかけて毎日テレビでニュースになったり特集が組まれた番組があるので何となくわかったような感じになっています。
 しかし、今の自分の状況や家族の状況が熱中症なのかと言われたら自信ないですよね。
なのでどんな体調の場合に熱中症を疑うのかなどをお伝えします。

熱中症の症状

熱中症の主な症状は頭痛、倦怠感、めまい、手先のしびれ(振戦といいます)、など症状が風邪に似ています。
「夏風邪かな?」と勘違いしやすいのですが一つの目安としてはのどが渇くかどうかも大きな目安です。
 熱中症は水分不足で起こります。意外なんですが人は水分不足が深刻になるとのどが渇いたとは思いにくくなり、仕事や家事、育児などに追われて水分を摂取する機会が少なくなります。
 そして急にふらついて動けなくなったり、立てなくなったり体に異常が現れます。水分は汗や尿だけでなく吐く息にも含まれており、自分が思ってる以上に身体から出ているものなんです。
 水分だけでなくカリウム、ナトリウムなどのミネラルも同時に抜けており、特にカリウムが不足すると水分が体に吸収されにくくなります。飲んでいてものどを潤すだけで体は水分不足になります。

対処法は?

 対処法はまず休むことです。無理に動こうとせずにじっと動かないことです。そして体あの熱を冷ますことが大事です。絵にあるように脇の下、股関節、首の横の大きな血管を冷やして血液を直接冷ましてあげることが大事です。
 水分を補給しないといけないのですが、できるならスポーツドリンクよりもos-1をお勧めします。スポーツドリンクは思ってる以上に体に吸収されにくいようです。

家の中にいても危険?

家の中にいても熱中症になる可能性があります。
 クーラーをかけているから大丈夫!と思わず水分はしっかりとりましょう。クーラーをかけていても熱中症になった人はいます。家事や仕事は無理をせずに休憩を挟みながら水分をマメにとって熱中症を防止していきましょう。

SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧